セントルイス連銀総裁:インフレ抑制はFOMCの「第一目標」

米セントルイス連銀のプール総裁は31日、 8月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げをすべきかどうかについて はまだ決断を下していないと述べた。

同総裁は講演後に記者団に対し、自身の見方はこの決定に関して「五分五 分」で、この決定には「われわれの分析技術と判断を総動員する」必要がある と語った。さらに、このところの統計では景気拡大の鈍化が示されており、イ ンフレは上振れ方向に「傾いている」との見方を示した。また、インフレ抑制 はFOMCの「第一の」目標だと語った。

同総裁は、「さらにこれから出てくる指標」で8月8日のFOMCでの決 定がなされると指摘。今週発表される米経済指標には、8月4日発表の7 月の米雇用統計が含まれる。

景気拡大の鈍化

同総裁は、「前回のFOMC後に出てきた統計は、実質経済成長や雇用お よびインフレ面の両方でネガティブな方向に傾いている」との見方を示した。

その上で同総裁は、「われわれはインフレ抑制に必要なことを実行するこ とを望んでおり、それ以上ではない」とし、「われわれが取る政策によってイ ンフレを緩和できるのであれば、そうした政策を取ることになる。われわれは 経済活動への行き過ぎた影響は望んでいない。これがわれわれに求められる判 断だ。結局のところ科学的な決定方法などない」と語った。

同総裁は今年、輪番によるFOMCの投票メンバーには含まれていない。