アジア株見通し:銀行好決算が株価にプラスか-今週は消費関連に注目

アジアの経済成長がアジア企業に恩恵を与 えていることを確かめたい投資家は、銀行業界でそうした多くの証拠を見いだ すことができる。

東南アジア最大の銀行、シンガポールのDBSグループ・ホールディング スが先週発表した2006年4-6月(第2四半期)決算は、増益となった。新生 銀行やインドネシアのマンディリ銀行も好調だ。韓国の大手銀行18行の純利益 は24%増加した。こうした銀行の好業績は先週の株価にプラスとなっている。

HSBCアセット・マネジメント(台湾)で1億2000万ドル相当を運用し ているモニカ・ヤン氏は、「銀行の業績、特に日本に銀行の業績が、国内経済が 力強いことを示唆している。中国の経済成長は止められないし、日本の成長サ イクルは始まったばかりだ」と述べた。

今週のアジア企業による決算発表は、消費関連銘柄も域内の経済成長の恩 恵を受けているかどうかを判断する材料となる。アサヒビールや韓国2位の携 帯電話サービス会社SKテレコムなどが決算を発表する。モルガン・スタンレ ー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)のアジア太平洋指数は先週、

3.4%高だった。