イラン:核開発問題で「交渉再開の準備は整った」-モッタキ外相

東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フ ォーラム(ARF)外相会議でマレーシアを訪れているイランのモッタキ外相は 28日、クアラルンプールで記者団に対し、同国の核開発問題をめぐる話し合い を再開する用意があると述べた。

モッタキ外相は、同国のウラン濃縮活動停止を求めて提示された欧州連合 (EU)主導による見返り包括案を「一段と踏み込んだ前向きな一歩だ」と評価 した。同案には、イランのウラン濃縮をとりやめる見返りとして、米国による制 裁の一部解除および軽水炉の提供を受ける点が含まれている。見返り包括案は6 月6日に提示された。

モッタキ外相はマレーシアやバングラデシュ、インドネシアなど各国の代表 らと会談後、イランは「交渉再開への準備が整った」とコメント、さらに「あら ゆる疑問や懸念、さらに包括案に含まれている事項について交渉可能だ」と続け た。

一方、国連安全保障理事会では、見返り包括案にイランが回答しなかった場 合の決議案を協議し始めた。これに対し、モッタキ外相は8月22日までに回答 すると述べた。