上海銅:反発-チリの銅山での労働争議や修復工事で供給懸念高まる

28日の上海銅先物相場は反発。世界最大 の銅生産国であるチリの銅供給が、労働争議や銅山の修復の影響で減少するとの 懸念が高まった。

世界最大の銅生産会社、チリ銅公社(コデルコ)は、同社最大の銅山で発生 した岩盤滑りによる被害の修復に最大3カ月を要する見込みだ。豪BHPビリト ンが所有するチリのエスコンディダ銅山の労働組合は28日、8月のストライキ 突入を決定する組合員投票を実施する予定。銅需要が生産を上回ったことから、 銅先物相場は年初来で56%上昇している。

上海東亜フューチャーズの金属先物トレーダー、袁芳氏は28日の電話イン タビューで「これらの要因が銅供給に影響を与える可能性があるため銅相場は上 昇している」との見方を示した。

上海先物取引所の銅先物相場10月限は、前日比最大1220元(1.9%)高 の1トン当たり6万5590元となった。上海時間午前10時14分現在、6万 4680元で取引されている。

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