ソニー:4-6月純利益323億円の黒字に回復-液晶TVなど好調(2)

ソニーが27日発表した2006年4-6月 (第1四半期)純損益は、前年同期の73億円の赤字から323億円の黒字に回復 した。液晶テレビ、デジタルカメラの販売増などによるエレクトロニクス部門の 採算改善などが寄与した。

同四半期の連結売上高は前年同期比11%増の1兆7442億円、営業損益は前 年同期の66億円の赤字から270億円の黒字に浮上した。税引き前利益は同4.2 倍の540億円。1株当たり純損益は30.75円の黒字となった。前年同期は8.68 円の赤字だった。

741億円の改善

エレクトロニクス部門は、液晶テレビ「BRAVIA」の増収やデジタルカ メラ、ビデオカメラの販売好調が貢献し、売上高は1兆2809億円と前年同期比 14%増(外部顧客に対しては1兆2316億円、19%増)となった。これに伴い営 業損益は前年同期の267億円の赤字から474億円の黒字となり、741億円改善し た。これが全体の営業損益の黒字回復の原動力となった。

07年3月期通期の連結業績見通しは、売上高を8兆2000億円から8兆2300 億円に、営業利益を1000億円から1300億円に上方修正した。純利益は従来予想 の1300億円を据え置いた。同社は、会計項目の変更が修正の理由としている。

ソニーの株価終値は前日比110円(2.2%)高の5020円。