上海銅:3日ぶり反落-温首相の景気抑制策強化示唆で需要鈍化懸念

上海銅先物相場は27日、3日ぶりに反落 した。中国の温家宝首相が26日、景気抑制策を強化する方針を明らかにしたこ とから、銅需要が鈍化するとの懸念が高まった。

中国中央テレビ局(CCTV)は同日夜、温首相が、土地開発や信用供与、 固定資産投資の拡大ペースが急激過ぎるとして、経済成長を鈍化させるため下期 (7-12月)にさらなる対策を講じる必要があるとの考えを表明したと報じた。

邁科フューチャーズの沈海華副社長は27日、上海からの電話インタビュー で「景気引き締め策の導入で実際に投資が縮小すれば、銅需要は後退するだろ う」と指摘。「市場関係者は皆、中国政府が詳細な政策を発表するのを待ってい る」との見方を示した。

上海先物取引所の銅先物相場10月限は、前日比最大1100元(1.7%)安 の1トン当たり6万3520元となった。上海時間午前9時20分現在、6万 4600元で取引されている。