ロンドン銅:3日続伸、チリの銅山の生産減とスト懸念で-上海は続伸

26日のロンドン銅相場は3日続伸している。 世界最大の銅山、エスコンディダ銅山で労働者が来月ストライキに入る準備を進 めていることに加え、同国の他の銅山でも岩盤滑りが発生した影響で生産が減少 したことが背景にある。

エスコンディダ銅山の労働組合は、豪BHPビリトンが賃金提示額を引き上 げなければ来月ストライキに入る方針を表明している。また、世界最大の銅生産 会社、チリの国営銅公社(コデルコ)は24日、同社のチュキカマタ銅山で前日発 生した岩盤滑りの影響で生産が1日当たり1000トン減少するとの見通しを示した。

邁科フューチャーズの沈海華副社長は26日、上海からの電話インタビューで 「チュキカマタ銅山の閉鎖期間が1カ月にとどまったとしても、岩盤滑りの影響 で銅生産は少なくとも3万トン減少するとみられる」と指摘。「エスコンディダ 銅山の労働者が実際にストに入れば、相場への影響はさらに拡大するだろう」と の見方を示した。

ロンドン金属取引所(LME)の銅先物相場(3カ月物)は、前日比最大65 ドル(0.9%)高の1トン当たり7495ドル。銅相場は24日に1.6%、25日には

3.9%上昇した。シンガポール時間午前9時32分現在、7490ドルで取引されてい る。

上海先物取引所の銅先物相場10月限は続伸し、一時前日比2070元(3.2%) 高の1トン当たり6万5900元まで買い進まれた。上海時間午前9時37分現在は 6万4880元で取引されている。