上海銅:反発-チリのエスコンディダ銅山、8月7日スト突入の可能性

25日の上海銅先物相場は反発。チリのエ スコンディダ銅山の労働組合が24日、豪BHPビリトンが賃金提示額を引き上 げなければ来月ストライキに入る方針を明らかにし、銅の供給が減少する可能性 が出てきたことが背景にある。

エスコンディダ銅山の第1労働組合のペドロ・マリン代表は、同労組が28 日の組合員投票で、8月7日以降の生産停止を決定する見込みであることを明ら かにした。労組側はインフレ率を13%上回る賃上げを要求。一方、経営者側は 24日、インフレ率を1.5%上回る賃上げを最終案として提示した。エスコンデ ィダ銅山は昨年、世界の銅山の生産の8.5%を占めた。

長城偉業フューチャーズの金属先物トレーダー、李榕氏は上海からの電話イ ンタビューで「供給停止の可能性は、引き続き銅の現物と先物相場双方の下支え 要因となっている」と指摘した。

上海先物取引所の銅先物相場10月限は、前日比最大2150元(3.5%)高 の1トン当たり6万3990元となった。上海時間午前9時47分現在、6万 3950元で取引されている。

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