7月の米消費者信頼感指数:106.5に上昇、期待・現状指数とも改善(3)

米民間調査機関のコンファレンス・ボード が25日に発表した7月の米消費者信頼感指数は106.5と、前月の105.4(速 報105.7)から上昇した。ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査では、

104.0(予想中央値)への低下が見込まれていた。雇用と所得の伸びが寄与した。

半年後の景況感を示す期待指数は7月に88.8と、前月の87.5から上昇し た。現状指数は133.0と前月の132.2を上回った。

米国の失業率は過去約5年間の低水準に改善し、賃金が上昇していることか ら、ガソリン価格の上昇や金利上昇による悪影響を相殺する、とエコノミストは 予想している。

スコシア・キャピタルの上級エコノミスト、マーク・チャンドラー氏は、 「消費が減速に向かっているのは明らかだが、依然として勢いがある。雇用に対 するセンチメントの改善で、消費も堅調なペースを維持するかもしれない」と話 した。

コンファレンス・ボードによると、向こう12カ月のインフレ期待指数は7 月に5.1%と、前月と同じ数値。同指数は5月に5.6%と、年初来の最高だった。

7月の消費者信頼感統計を項目別でみると、今後6カ月間で雇用が増えると の回答は14.4%(前月15.6%)と、3月(13.7%)以来の最低だった。雇用 の先行きに慎重な姿勢が示されたことで、4-6月期に減速した消費が7月以降 に大きく回復する公算は小さくなった。また、所得増加を見込む回答は17.7% (前月17.8%)だった。

雇用が現在、十分にあるとの回答は28.6%と、前月の28%から増えた。一 方、雇用を見つけるのが難しいとの回答は19.9%(前月20%)だった。