任天堂:4-6月連結純利益10%増、DS好調で通期予想引き上げ(2)

任天堂が24日発表した2007年3月期第1四 半期(4-6月)連結純利益は前年同期比10%増の156億円に増加した。携帯ゲ ーム機ニンテンドーDSの好調を反映して、連結売上高は同85%増の1309億円、 営業利益は同7.7倍の288億円に膨らんだ。

この日は同時に、通期の連結業績予想を上方修正した。DSの好調に加えて為 替レートが従来見込みより円安に推移していることが主因。DSの通期の販売台数 見通しは従来予想の1600万台から1700万台に、DS向けソフト販売本数は7000 万本から7500万本に増やした。想定レートは1ドル=110円を115円に、1ユー ロ=140円を143円に変更した。

通期の連結純利益は従来予想の650億円から830億円、経常利益は同1100億 円から1450億円、売上高は6000億円から6400億円に引き上げた。今期は国際的 な二重課税を回避するための制度に基づき、過年度の法人税として米国から約140 億円の還付を受ける一方、日本で約170億円を納付するため、税金負担が30億円 増えるが、本業の好調で相殺する。

四半期のDS販売台数は3倍増

4-6月のDSの販売台数は前年同期比3.3倍増の454万台(うち軽量薄型の DS Lite(ライト)は358万台)、DS向けゲームソフトの販売本数は同

3.5倍増の1835万本に上った。前年同期に今年発売予定の新しい据え置き型ゲー ム機「Wii(ウィー)」などに関連した研究開発費を計上した反動も、今期の大 幅増益に寄与した。

もう一つの主力商品であるゲームボーイアドバンス(GBA)の販売台数は、 前年同期の98万台から68万台に減少した。GBA向けソフトも1167万本から 823万本に減った。

任天堂の株価終値は前週末比290円(1.4%)高の2万840円。