円、対ユーロで年内一段安も:来年以降は円が大きく反発か-BCA

【記者:Michael R. Sesit】

7月24日(ブルームバーグ):BCAリサーチ(モントリオール)の世界 ストラテジー責任者、チェン・チャオ氏(47)は、ここ6年間でユーロに対し 37%下落している円が、年末までに一段安となる公算が大きいとみている。

同氏は円が1ユーロ=160円まで下落すると予想。ブルームバーグ・ニュー スが40人の市場関係者を対象にまとめた調査では、円が第4四半期(10-12月) までに上昇するというのがコンセンサスで、同氏の予想とは異なっている。

チェン氏は来年からユーロ・円が大きく動くと予想。その後2、3年で円 はユーロに対し少なくとも30-40%上昇する可能性があるとしている。これは 1ユーロ=114-123円まで円が買い戻されることを意味する。

同氏は「過去の経験では、長期的な一方向での相場の動きがつねに大きな 反転につながっている」と指摘した。

チェン氏は2001年、中国株買いを推奨。それ以来、モルガン・スタンレー ・キャピタル・インターナショナル(MSCI)の中国指数は178%上昇してい る。その1年後、同氏は新興市場株買いを勧め、それ以降MSCI新興市場は 186%上昇した。

円は24日東京時間午前11時14分現在、1ユーロ=147円58銭。ブルーム バーグ調査では年末までに1ユーロ=139円10銭に円高・ユーロ安が進むと見 込まれている。