上海銅:反発-FRB議長発言で利上げ休止観測、需要鈍化懸念が緩和

20日の上海銅先物相場は反発。バーナンキ連 邦準備制度理事会(FRB)議長の19日の発言が利上げ休止の可能性を示唆した との見方が一部トレーダーの間で広がり、借り入れコストの上昇により銅需要が 鈍化するとの懸念が緩和された。

同議長は19日、上院銀行委員会での証言で、利上げの将来的な影響に注意を 払う必要があるとの見解を示した。上海の銅相場は過去1年間で2倍に上昇して いる。ただ、世界の主要銅消費国である中国と米国での需要の伸びが利上げによ り鈍化するとの懸念などから、過去最高値を付けた5月15日以降は約20%下落し ている。

中国国際フューチャーズ(上海)の金属アナリスト、蔡洛益氏は「バーナン キ議長の証言を受け、市場では8月に利上げが実施される可能性が後退したとの 見方が出ている」と指摘。このことが、「ドルの下落につながり、銅相場を下支 えしている」との見方を示した。

上海先物取引所の銅先物相場10月限は、一時前日比1370元(2.1%)高の1 トン当たり6万7500元となった。19日までの2日間は値幅制限いっぱいの下落率 を示した。上海時間午前10時12分現在、6万6330元で取引されている。

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