石連会長:エタノール混入テストを来夏にも開始-共同輸入会社設立へ

石油連盟の渡文明会長(新日本石油会長)は 19日、石油代替燃料であるバイオ(植物性)エタノールを導入する方針に基づき、 07年夏をめどに一部のガソリンスタンドに限定する形でテスト販売を開始する考 えを示した。エタノール関連製品の大半は輸入することになるため、石連が主導す る形で、共同輸入会社を早ければ年内にも設立することを検討している。

石連は1月、2010年度をめどに、バイオエタノールをガソリンに混入する方 針を発表済み。5-6月に欧米で実地調査を実施し、環境面や自動車の安全性など に配慮する観点から、当初発表通りにバイオエタノールからオクタン価向上剤(E TBE、エチルターシャリーブチルエーテル)を製造し、これをハイオクガソリン に混入する方針。スタンドで混入ガソリンを販売する際には、「漏れるのを防ぐた めにタンクの二重化などが必要」(渡会長)という。

バイオエタノールの導入規模は年間約36万キロリットルで、ETBEベース では84万キロリットル。欧州では、ETBEの形でガソリンに混入されている。 バイオエタノールは、サトウキビやトウモロコシなどから作ることができ、地球環 境に優しいほか、石油の消費抑制にもつながるとして注目されている。

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