米ヤフーの4-6月期は減益-売上高予想下回り時間外で株価下落

ポータル(玄関)サイト大手の米ヤフーが 18日発表した第2四半期(4-6月)決算は、売却益で利益が膨らんだ前年同 期に比べ減益となった。売上高は市場予想を下回り、株価は時間外取引で下落 した。

純利益は前年同期比78%減の1億6430万ドル(1株当たり11セント)。 前年同期は7億5470万ドル(同51セント)だった。前年同期の利益には、米 グーグル株の売却益が含まれていた。1株利益はジェフリーズのアナリスト、 ユーセフ・スクワリ氏の予想と一致した。米国会計基準(GAAP)に基づい た売上高は前年同期比26%増の15億8000万ドル。

他社サイトでの広告販売のコストを差し引いた純売上高(GAAP非準拠) は11億2000万ドルとなり、スクワリ氏の予想(11億4000万ドル)に届かなか った。調査会社トムソン・ファイナンシャルがまとめたアナリスト予想平均で は純売上高11億4000万ドル、1株利益11セントが見込まれていた。

売上高は、一部投資家を失望させた。投資家は企業がインターネット広告 の利用を増やす中で、ヤフーの売上高が予想を上回ると期待していた。ヤフー のテリー・セメル最高経営責任者(CEO)は18日、新しい広告ソフト導入が 遅れることを明らかにしており、検索広告分野で米グーグルがさらにリードを 広げる可能性がある。

MTBインベストメント・アドバイザーズのファンドマネジャー、バリー ・ランドール氏は「グーグルはより大きく手ごわい競争相手だ」と話した。調 査会社コムスコア・ネットワークスによると、インターネット検索での6月の シェアはヤフーが29%(前年同月は30%)、グーグルが45%(同37%)だっ た。

決算は通常取引終了後に発表された。株価は時間外取引で一時、4.62ドル 安の27.62ドルとなった。通常取引終値は前日比40セント高の32.24ドル。

ヤフーは第3四半期(7-9月)の純売上高(GAAP非準拠)について、 11億2000万-12億3000万ドルとの見通しを示した。トムソン・ファイナンシ ャルがまとめたアナリスト予想平均は12億ドル。ヤフーは通年の売上高が最大 48億5000万ドルと見込んでいる。

この日のヤフーとIBMの決算は、米ハイテク企業決算の皮切りだった。 統合業務ソフトの独SAPとストレージ(外部記憶装置)の米EMCが先週発 表した暫定集計は、アナリスト予想を下回った。今週はグーグル、インテル、 アップルコンピュータ、マイクロソフトなどが決算を発表する。

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