米ヤフー:4-6月は増収か、サイト利用者と広告主増加で-18日発表

ポータル(玄関)サイト大手の米ヤフーが 18日発表する第2四半期(4-6月)決算では、サイトの改良で利用者と広告 主が増え、増収となったと見込まれる。

ジェフリーズのアナリスト、ユーセフ・スクワリ氏は、ヤフーの第2四半 期売上高は前年同期比29%増の16億1000万ドルと見積もっている。純利益は 同78%減の1億6250万ドル(1株当たり11セント)の見込み。前年同期の利 益には、米グーグル株の売却益5億6300万ドルが含まれていた。

ヤフーは5月に発表した新ページ「ヤフー・テク」などに、米ベライゾン・ ワイヤレスやヒューレット・パッカード(HP)などの広告主を引きつけた。 テリー・セメル最高経営責任者(CEO)はコンテンツ(情報の内容)の充実 により、サイト利用者増を図っている。

検索連動型広告に強い米グーグルに対し、ヤフーはバナー(ディスプレイ) 広告に強みを持つ。マンダー・キャピタル・マネジメントで運用に携わるケン・ スミス氏は「ヤフーが他社に対して差別化を図れるのは、ディスプレイ広告事 業だ」として、「さまざまなコンテンツを求めて毎日同社のサイトを訪れるユ ーザーは多い」と話した。

同社が4月に発表したした第1四半期(1-3月)売上高はアナリスト予 想を上回り、株価は以来1.7%上昇している。17日の終値は前週末比24セント 安の31.84ドル。

スクワリ氏は、一部項目を除いたベースの第2四半期利益は前年同期比 15%増の2億2100万ドルと予想している。他社サイトでの広告販売のコストを 除いたベースの純売上高は同30%増の11億4000万ドルの見込み。

ヤフーの増収率はライバルの米グーグルを下回るとみられる。グーグルは 20日に決算を発表する。

市場調査会社コムスコアによると、インターネット検索でのヤフーの米市 場シェアは今年、約28%と2005年5月の30%から低下している。グーグルは 44%(05年5月は38%)に上昇。

ヤフーはサイトの機能を増やして利用者のつなぎ止めを図るとともに、広 告ソフトの改善、オンライン競売の米eベイとの提携などで、検索広告分野で の巻き返しも目指している。

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