新日鉄社長:提携継続を前提に協議することで合意-ミタル会長と

鉄鋼世界3位の新日本製鉄の三村明夫社長は 18日、ブルームバーグ・ニュースの取材に対し、新日鉄が鉄鋼最大手ミタル・ス チール(オランダ)および同2位のアルセロール(ルクセンブルク)と結んでいる 提携関係について、ラクシュミ・ミタル・ミタル社会長との間で「継続を前提に協 議することで合意した」ことを明らかにした。

三村社長は、国際鉄鋼協会の会合が京都で開催されたことに合わせ、16日に ミタル会長と個別に会談した。

ミタルとアルセロールは6月、ミタル主導の形で経営統合することで合意。新 日鉄はミタルとの間で、北米における鋼板合弁事業を展開する一方、アルセロール との間では、自動車用鋼板の共同開発を含む戦略的提携を結んでいる。今回のミタ ルとアルセロールの統合に際しては、新日鉄がアルセロールと交わしている技術保 持を目的とした資本拘束条項(チェンジ・オブ・コントロール)の取り扱いが焦点 の1つになっていた。

16日の会談では、欧州事業に加え、新日鉄とミタルによる北米事業について も「CGL(溶融亜鉛めっき鋼板設備)増設問題を含め、協議する」(三村社長) ことになったとしている。日系自動車メーカーの事業拡大に伴い、三村社長はCG L増設などの対応が将来的に必要になるとの見通しを示していた。

新日本製鉄の株価は、前日比18円(1.1%)安の438円。(午前9時3分現 在)

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