中南米株:ブラジル株が4日続落、CVRD安い-メキシコ株は上昇

17日のブラジル株式市場では、指標のボベ スパ指数が4営業日続落となった。米国の金利上昇による新興市場国の輸出鈍 化懸念が背景。鉄鉱石生産世界3位のバレ・ド・リオドセ(CVRD)などが 下げを主導した。

ブラジルのボベスパ指数は、前週末比483.37ポイント(1.4%)安の34866.31。 メキシコのボルサ指数は同109.32ポイント(0.6%)高の18437.98。

バンコ・クレディベルのゼネラル・マネジャー、ウンベルト・カサグラン デ氏は「商品関連会社の株式は多くの外国人投資家が保有している。これらの 銘柄は、外国人投資家が金利懸念で新興市場から資金を引き揚げれば最大の影 響を受ける」と指摘した。

ボベスパ指数は4営業日で3.8%下落した。米国など先進国の金利上昇を背 景に、高リスクの新興市場資産に対する投資意欲が減退するとの見方が広がっ た。ニューヨークとロンドン市場では、中東情勢の緊迫による景気減速や原材 料需要の鈍化懸念が広がり、商品相場が下落した。

一方、鶏肉や七面鳥の輸出でブラジル最大手のサディアと食品加工で同国 2位のペルジガンが急伸し、ボベスパ指数を下支えした。サディアは外国企業 による買収を回避するため、ペルジガンに最大37億レアル(約1970億円)の 買収案を提示した。ペルジガンは17.6%高の27.05レアルと、5カ月ぶりの高 値。サディアは8.8%高の6.2レアル。