上海の銅先物相場:続落-高値による中国での需要鈍化を懸念

14日の上海銅先物相場は続落。世界最大 の銅消費国である中国で、消費業者が代替原料への切り替えを図っているため銅 需要が鈍化するとの懸念が高まった。

ロンドン金属取引所(LME)の銅相場は過去1年間で140%高騰し、中 国のケーブルやワイヤメーカーのコスト増につながっている。中国の上期(1- 6月)の精錬銅と銅製品の輸入は前年同期比25%減となった。

中国国際フューチャーズ(上海)の金属アナリスト、蔡洛益氏は14日の電 話インタビューで「銅が高値となっているため消費業者が割安な代替原料の購入 を増やすとみられ、下期(7-12月)の銅輸入はさらに減少する可能性があ る」との見方を示した。

上海先物取引所の銅先物相場9月限は、前日比最大650元(0.9%)安の 1トン当たり7万1320元となった。上海時間午前10時8分現在、7万1600 元で取引されている。

中国税関当局が12日発表した中国の1―6月の銅輸入は、99万4254ト ンに減少した。