円は利上げ後に下落の公算、3カ月後1ドル=118円も-バークレイズ

バークレイズ・キャピタルは13日までに、 円は日本銀行の利上げ後に下落し、ユーロに対しては過去最低、ドルに対して は3カ月ぶりの安値となる可能性があるとの見方を示した。1回の利上げでは、 円建て資産への投資を促すには不十分とみている。

バークレイズ銀行(東京)のチーフFXストラテジスト梅本徹氏は11日の インタビューで、米国とユーロ圏では年内に3回の追加利上げの可能性がある が、日本は予想されている14日の利上げ後、次の利上げは2007年第1四半期 (1-3月)になるとの見方を示した。同氏は金利が為替相場を動かすとして、 円は3カ月以内に1ドル=118円、1ユーロ=151円まで下落するとの見通しを 示した。日本の投資家が外国資産への投資を続けるだろうとみている。同氏は、 日銀が1-2%の消費者物価上昇を容認するだろうとの見方を示した。

一方、RBCキャピタル・マーケッツの為替ストラテジー責任者、モニカ・ ファン氏は、円は今週の利上げ後に上昇するだろうとした上で、その後の動き は今後の政策についての日銀の論調次第だと述べた。同氏は14日の0.25ポイ ントの利上げとその後の短期的な円上昇を予想した上で、円上昇持続には「日 銀が第4四半期(10-12月)にさらに25ベーシスポイント(bp、1bp=

0.01%)の追加利上げを示唆することが必要だ」と述べた。同氏は向こう3カ 月に円が1ドル=110円まで上昇すると予想している。