上海とロンドンの銅先物相場:反落-チャートに基づいた売りが拡大

ロンドンと上海の銅相場は13日、ともに 反落した。一部トレーダーが相場動向の予想に活用するチャートで、売りが示唆 されている。

ロンドン銅先物相場の相対力指数(RSI、10日ベース)は12日、70ポ イントと、ほぼ1カ月ぶりの高水準となった。また、上海銅先物相場のRSIは 75と、5月17日以来の高水準に達した。上昇と下落のモメンタムを測るRS Iが70を上回ると相場が下落に転じるとされている。

上海大陸フューチャーズのアナリスト、王崢氏は13日の電話インタビュー で「多くの投資家や投機筋は、ロンドンの銅相場が8000ドルを超えると見込み、 その水準での売り注文を出していたため多少利益を上げている」との見方を示し た。

ロンドン金属取引所(LME)の銅先物相場(3カ月物)は、前日比最大 140ドル(1.7%)安の1トン当たり7900ドル。シンガポール時間午前9時 39分現在、8000ドルで取引されている。

労働争議に入っているチリのエスコンディダ銅鉱山の労働組合代表が、安全 手順を順守したところ生産が落ち込んだと発表したことを受け、ロンドン銅相場 は12日、8210ドルと、6週間ぶりの高値に達した。同鉱山は世界最大の規模 を持つ。

上海先物取引所の銅先物相場9月限は、前日比最大1730元(2.4%)安の 1トン当たり7万1300元となった。上海時間午前9時42分現在、7万2410 元で取引されている。