【注目株】中部電、7&i、Uアローズ、コンビニ株、武田薬、日医工

12日の材料銘柄は以下の通り。

中部電力(9502):6月15日に自動停止した浜岡原発5号機の低圧ター ビンの点検状況を公表。羽根の脱落があった12段は、3基のタービンいずれ も根元取り付け部の一部折損、ひび割れを確認。13、14段の羽根車については 異常なし。これを受け、5号機の停止期間は相当程度に及ぶとした。同時に 2007年3月期の連結経常利益計画を従来の1950億円から950億円に、純利益 は1200億円から570億円にそれぞれ大幅減額修正。

セブン&アイ・ホールディングス(3382):3-5月期(第1四半期)の 連結営業収益(売上高)は、前年同期のイトーヨーカ堂連結と比較して37%増 の1兆2482億円、営業利益は同16%増の668億円。コンビニエンスストア事 業が堅調だったうえ、不採算店閉鎖などによりスーパーストア事業も収益が伸 びた。グループ傘下に収めた百貨店2社のミレニアムリテイリングも貢献した。 通期予想は据え置き。

ユナイテッドアローズ(7606):6月の既存店売上高は前年同期比0.4% 減に。前年水準割れは2カ月ぶり。既存店客数も6.6%減った。一方、客単価 は6.6%増。卸売や通販、フォーマルレンタルなどを加えたビジネスユニット 合計の売上高は前年同期比7.8%増と伸びた。

ローソン(2651)などコンビニ株:ブルームバーグ・ニュースのまとめで は、コンビニエンスストア8社の6月既存店売上高(速報ベース)は、ローソ ンが1.3%減など4社で前年同月を下回った。たばこ値上げ前の駆け込み需要 で既存店客単価は軒並みプラスだったが、来客数は全社がマイナス。夏日が少 なく、飲料などの売り上げが伸び悩んだ。

武田薬品工業(4502):開発した高血圧症治療薬「TAK-491」について、 米国と欧州で第2相臨床試験を開始した。

日医工 (4541):06年11月期の連結経常利益予想を35%上方修正し、前 期比40%増の35億円を見込む。ジェネリック医薬品の使用促進に対する環境 整備が整い、中間期の受注が予想以上に増えている。7月に新規に収載した14 成分25規格も収益に貢献する。

ケーヨー(8168):2007年2月期の第1四半期(3-5月)の連結売上高 は前期比0.8%減の503億円ながら、経常利益は2.4倍の8億2000万円、純損 益は前年の129億円の赤字から7億5600万円の黒字に転換。4、5月の天候 不順でホームセンター事業が苦戦も、販売管理費の削減効果が出る。商品別で は園芸関連が不振の半面、新生活需要で組み立て家具、収納、日用家電のほか、 ペット用品が堅調だった。

キャンドゥ (2698):一部商品の欠品や天候不順、新商品の開発遅れなど で既存店売上高が低迷しているうえ、固定費用も増加したため、5月中間期の 経常利益は事前予想16億3500万円に対し13億2300万円にとどまったもよう、 と発表した。

市進(4645):2007年2月期の第1四半期(3-5月)の連結売上高は前 年同期比2.8%増の42億7200万円、経常損益は4億600万円の赤字、純損益 は6億3100万円の赤字に。売り上げを押し上げる夏季講習の収入が含まれな い上、人件費や賃借料などの固定費用の発生が響く。通期予想の売上高202億 円、経常利益11億円は据え置き。第1四半期の赤字幅は前年同期より減少し ており、会社側は年度計画が順調に推移と分析。

あきんどスシロー(2781):6月の既存店売上高は前年同月と同じ。2年4 カ月ぶりにマイナスから脱却した。客数は2.2%減少したが、客単価が2.2% 上昇した。

明治乳業(2261):3000万株の公募増資と、300万株を上限とするオーバ ーアロットメントによる売り出しで、最大246億円を調達する。160億円を設 備資金に、残りは借入金返済に充てる。