メキシコ大統領選挙:再集計で与党候補が勝利-法廷闘争も(2)

大接戦となったメキシコ大統領選挙(2日投 票)は再集計の結果、与党・国民行動党(PAN)のフェリペ・カルデロン元 エネルギー相(43)が勝利した。選挙管理当局が6日、明らかにした。

一方、ライバル候補である中道左派・革命民主党(PRD)のロペス・オ ブラドール氏(前メキシコ市市長、52)は、集計結果を不服として訴えを起こ す構えで、今後数週間は最終結果が確定しない可能性もある。

選管当局が発表した再集計結果によると、フォックス現大統領の企業優遇 政策の継続を公約しているカルデロン候補の得票率は35.88%。オブラドール候 補は35.31%だった。得票数の差は24万3934票だった。3日に発表された当初 の集計結果でも、カルデロン候補の得票率はオブラドール候補を1ポイント上 回っていた。

カルデロン候補の勝利を好感し、6日のメキシコ市場は、株式、債券、通 貨が上昇し、トリプル高。貧困層の間で人気が高いオブラドール候補は、選挙 結果を法廷で争う方針を表明。支持者に対してメキシコ市内で8日に行う抗議 デモへの参加を呼び掛けた。

選挙裁判所は8月31日まで選挙結果をめぐる申し立てを受け付け、9月6 日までに新大統領を発表しなければならない。

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