欧州株式投信:運用成績が四半期ベースで2年ぶりマイナス-4-6月期

欧州で販売された株式投資信託の運用成績 は4-6月期にほぼ2年ぶりのマイナスとなった。株式と商品の相場がともに 下落するなか、欧州大陸上位10件の大型投信のうちプラスとなったのは1投 信にとどまった。

ブルームバーグがまとめたデータによると、同四半期の欧州株式投信のパ フォーマンスは平均5.4%のマイナス。これに対し、債券と市場金利連動型投 信(MMF)は同0.8%のマイナスにとどまった。株式投信のマイナスは2004 年7-9月期以降で初めて。

欧州大型投信(運用総額:1330億ドル=約15兆2350億円)の中で、イン ベスコ・パーペチュアルのハイ・インカム・ファンドが唯一、運用成績でプラ スとなった。大半の欧州ファンドは、1-3月期に平均7.5%のプラス成績を 収めたものの、4-6月期には利上げが経済成長を抑えるとの懸念からマイナ スに転落した。

JPモルガン・チェースでヨーロッパ・ストラテジック・バリュー・ファ ンド(運用額:80億ドル)を運用するマイケル・バラコス氏(29)は「市場関 係者らは3カ月前、かなり自信過剰になっていた。今は懸念が広がっている」 と語る。また、一部のファンド・マネジャーは一段のマイナスを予想している。

-- With reporting by Serkan Sezer and Milena Atanassova in Bloomberg's European Funds and Portfolio Group. Editor: Anderson (aes)