6月の米自動車販売:アジア勢のシェア拡大-トヨタの小型車がけん引

日韓などアジア自動車メーカーが3日発表し た6月の米自動車販売台数は、前年同月に比べ増加。トヨタの小型車に対する 需要を支えに、米国メーカーのシェアを11カ月連続で奪った。

ブルームバーグの集計データによると、トヨタの6月の販売台数は前年同 月比14%増。米国市場に占めるアジアメーカーのシェアは37.2%と、前年同月 の32.4%から拡大した。ホンダの販売台数は同1%未満の増加、韓国ヒュンダ イモーターカンパニー(現代自動車)は同3.4%増。一方、日産自動車は同19% 減と、月間ベースでは2001年9月以来の大幅減だった。ホンダのシェアは0.9 ポイント上昇の8.4%、日産自のシェアは5%と、前年同月の5.5%から縮小し た。現代自のシェアは0.4ポイント上昇の3%だった。

6月のガソリン価格が1ガロン当たり平均約3ドルだったことや、トヨタ、 ホンダ、現代自が低燃費の小型車を相次ぎ投入したことを受け、米国メーカー が強みを持つライトトラックに対する需要は低下した。自動車業界データサー ビス会社エドモンズ・ドット・コムのアナリスト、ジェシー・トプラック氏は、 トヨタのコンパクトカー「ヤリス」(日本名・ヴィッツ)や「サイオン」、ホン ダの同「フィット」は、ガソリン価格に対する不安の恩恵を享受できる理想的 なタイミングで投入されたと指摘する。

トプラック氏は「ガソリン価格は引き続きプロダクト・ミックスに影響を 与える要因だ」と指摘。「トヨタの最新広告は燃費の問題に照準を合わせたもの となっている」と語った。

米ゼネラル・モーターズ(GM)の6月販売台数は26%減。フォード・モ ーターは同6.9%減、ダイムラークライスラーは13%減だった。

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