米分散投資ファンドはギフトラストが最高の実績-3月までの1年間

11億ドル(約1230億円)規模のアメリカ ン・センチュリー・ギフトラスト・ファンドの運用は、デービッド・ローズ 氏(36)が2004年3月に引き継いだ。ギフトラストは2000-03年にその価 値を49%失い、同氏の助けを必要としていた。

同氏と共同ファンドマネジャーのカート・スタルザー氏は、ファンド資金 の15%を商品に振り替えた。2001年の安値から2倍以上の値上がりしていた 石油やガスなど商品相場の上昇が続くことを期待した投資だった。ローズ氏 は、「需給の純粋な経済学」的見地による投資だったとしている。

ローズ氏の戦略は成功した。ブルームバーグがまとめたデータによれば、 ギフトラストは3月31日までの1年間で、35.3%のリターンを記録し、資産 10億ドルを超える分散投資を目的とした米投資信託の中で最高の実績となっ た。

原油や金属など商品相場の上昇の恩恵を受けたファンドが、ブルームバー グがまとめたランキングの上位に並んだ。上位10ファンドの3月末までの1 年間のリターンは少なくとも29%と、米株式市場の指標であるS&P500種 株価指数の12%上昇を大きく上回った。10ファンドのうち9つまでが中・小 型株を対象としたファンドとなった。

モーニングスターの投信分析ディレクター、クリスティン・ベンツ氏は、 「業績を分けたのは成長株か割安株ではなく、大型株か小型株かだ」と述べ ている。

外国株が高いリターンの決め手となったファンドも幾つかある。8位と なったジャナス・コントラリアン・ファンドは、資産の45%を米国以外の株 式とし、全体の18%が対インド投資だ。

ギフトラストも、資産の24%が海外株式だ。千代田化工建設にも投資し ており、同銘柄は日経平均株価を構成する225銘柄の中では2005年は2番目 に高い上昇率を記録した。

riches in the oil fields and mine shafts.