アルミナ価格は下落へ、中国の生産増で供給過剰に-マッコーリー銀

マッコーリー銀のアナリスト、アダム・ ラウリー氏は30日インタビューに応じ、アルミニウム原材料のアルミナ価格 が今年末までに最低で1トン=500ドルと、14%近く下落するとの見通しを示 した。中国からの生産が増し、消費量を上回るという。

英業界誌メタル・ブレティンによると、アルミナのスポット価格は1トン =580ドル。アルミナは3月31日に、627.50ドルと2004年9月以来の高 値に達していた。同相場は昨年44%急騰し、中国アルミ生産業者の費用増加 を引き起こしていた。

ラウリー氏は、同行アナリストのジム・レノン氏とマイケル・ウィドマー 氏と共同でまとめた29日付リポートで、アルミナ供給が今年第1四半期(1 -3月)に20万トンほど需要を上回ったと指摘した。

ラウリー氏は、この供給超過量が「小さいため、需要供給のバランスがほ ぼ取れているとの見方もあるかもしれないが、われわれはアルミナ相場が転換 点に達したことを反映していると考えている」と述べた。同氏によると、アル ミナ供給が需要を上回るのは2002年以来のこととなる。