ゴールドマン、メリル、シュワブの投資判断引き上げ-アナリスト

アナリストたちは26日までに、米ゴールド マン・サックス・グループやメルルリンチ、チャールズ・シュワブの投資判断を 引き上げた。米証券会社の業績は最近の株式、商品、新興市場の下落でも十分持 ちこたえられると分析している。

UBSのアナリスト、グレン・ショアー氏は26日付の投資家向けリポートで、 ゴールドマンの投資判断を「中立」から「買い」に引き上げ、株価目標を180ド ルと175ドルから上方修正した。メリルの投資判断は、ワコビアのダグラス・シ プキン氏が25日付のリポートで、「マーケット・パフォーム」から「アウトパフ ォーム」に引き上げた。シュワブについては、バンク・オブ・アメリカ(BO A)のアナリスト、マイケル・ヘクト氏がこの日、投資判断を「中立」から「買 い」に引き上げた。

米国株は今月これまで下落しており、S&P500種は2.5%、ナスダック総合 指数はほぼ5%のそれぞれ下げとなっている。こうした動向が、時価総額で証券 会社上位2社となるゴールドマンやメリル、ディスカウントブローカー2位のシ ュワブの株価の重しとなっている。S&Pの金融株指数は今月3.2%下げている。

ショアー氏は「ゴールドマンの事業の多様性や戦略面での先見性、リスク管 理能力などを考えれば、引き続き最高クラスのリターンを上げる上で最高の位置 にあるとみている」と指摘。同氏は第2四半期(3-5月)の1株利益を4ドル と予想する。

シプキン氏は、メリルは市場シェア追求でなく、利益性重視の方針を貫くこ とが、引き続き利益に貢献するとみる。

ヘクト氏は、1兆3000億ドルの資産を有するシュワブの300万人の顧客ベー スが、繰り返し発生する手数料収入をより強固なものにしていると指摘した。

この日の米株式市場で、ゴールドマン株は5.62ドル(3.8%)高の152.94 ドル、メリルは1.31ドル(1.8%)高の72.79ドル。シュワブは39セント (2.4%)高の16.85ドル。