イタリアのENI:原油・天然ガスで新しい投資進める-CEO

イタリアの石油会社、ENIのパオロ・ス カロニ最高経営責任者(CEO)は、同業企業を買収せずに事業拡大を図るた め、原油と天然ガスで新たな投資を進めたい考えだ。

ENIは2005-09年に生産を平均で年4%拡大する計画。同社は今月、東 ティモールとアンゴラで権利を取得。ロシアとはガス資源の確保で交渉中だ。

スカロニCEOはローマでの25日のインタビューで、原油価格高騰がエネ ルギー企業の時価総額を押し上げており、買収は高くつきすぎると言及、「買 収なしで成長するため、われわれは投資を続ける」と述べた。

その上で同CEOは、「買収のチャンスがあれば、それを生かすつもりだ」 と語り、ロシアの天然ガス資源を取得するため、複数の企業の買収を検討する 可能性があるとも述べた。

スカロニCEOによれば、ロシアの国営ガス会社、ガスプロムとは「常に 連絡」を取っており、ENIがロシアでの生産が可能となり、ガスプロムがイ タリアの顧客に対する小売りが可能となるよう話し合いをしているという。