ピケンズ氏:原油価格、バレル70ドル台半ばへの上昇は間近-CNBC

ヘッジファンドBPキャピタル(ダラ ス)のファンドマネジャー、ブーン・ピケンズ会長は25日、米経済専門ケー ブル局CNBCのインタビューで原油相場について語り、供給が限られている ことを理由に、「かなり迅速に」バレル当たり70ドル台半ばに上昇するとの 見方を示した。

ピケンズ氏は、世界の産油量は日量8500万バレルを上回ることは不可能 だとし、そのため相場は高止まりするだろうと述べた。

同氏は、需要見通しに言及し、「第4四半期は日量8650万バレルと推定 されていることを考えると、需給ひっ迫が予想される」と指摘した。同氏は独 自の相場見通しについて、時期を特定することは控えた。

同氏は、原油相場がバレル当たり100ドルをつける可能性があるかどうか との質問には、「100ドルと言ったことはない。100ドルをつけるとは考えて いない」と答えた。さらに、100ドルの原油相場は不可能かとの質問には、 「不可能ということは絶対ない」と述べた。

その上で、「イランの状況がそれを引き起こし得るし、イラクもそうだ」 とし、「こうした地政学的混乱が悪化するような事態になれば、100ドルの原 油相場に至る要素はいくらでもある」指摘した。

さらにピケンズ氏は、燃料添加物エタノールに関しては、エタノールの生 産が増加しても米ガソリン価格の上昇を阻むことにはならないとの見方を示し た。

同氏は、「エタノールはガソリンと比較して安価になることはないだろう。 1ガロンのガソリン分には、1.4ガロンのエタノールが必要になる」と述べた。

その上で、米国産のトウモロコシ収穫分をすべてエタノールに変えるとし ても、米国のガソリン供給にわずか3%程度の追加になるに過ぎないと指摘し た。