上海の銅相場:値幅制限いっぱいの5%下落-上昇は行き過ぎとの見方

25日の上海の銅先物相場は反落し、値幅制 限いっぱいの5%下げた。ヘッジファンドなどの大口投機筋の間で、24日の上 昇は行き過ぎであるとの見方が広がった。

株式や債券を上回るリターン(投資収益率)を狙い、ヘッジファンドなどの 投資家が銅を購入したことから、ロンドンの銅先物相場は過去1年間で2倍以上 に上昇している。ヘッジファンドで55億ドルを運用するウィントン・キャピタ ル・マネジメントは24日、銅相場が上昇するとの見方は著しく弱まっていると 発表した。

長城偉業フューチャーズの金属アナリスト、李榕氏は上海からの電話インタ ビューで「利益確定のため銅を売却しているファンドは、相場下落を見込んで売 り続ける可能性がある」と指摘。「ファンドは長期間にわたって買い持ちとなっ ており、そのことが相場を押し上げている」との見方を示した。

上海先物取引所の銅先物相場8月限は、前日比最大3690元(5%)安の1 トン当たり7万160元となった。24日に値幅制限いっぱいの4%上昇したこと から、25日の取引では、値幅制限は5%に引き上げられた。上海時間午前9時 37分現在、7万1050元で取引されている。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE