金需要:1-3月期は16%減、価格急騰で宝飾品業者が買い控え-WGC

産金会社が出資する業界団体ワールド・ゴ ールド・カウンシル(WGC)は23日、第1四半期(1-3月)の金需要は前 年同期から16%減少したことを明らかにした。金相場が25年ぶりの高値に急騰 し、宝飾品業者が購入を控えた。

WGCが発表した資料によると、1-3月の金需要は836トン。前年同期は 990トンだった。四半期ベースでは2四半期連続の減少。特に世界最大の金消費 国インドからの購入量が27%減の145トンに落ち込んだことが響いた。宝飾品 需要は22%減だった。

年金基金などの機関投資家による金の購入が相場を押し上げ、1-3月の平 均価格は1オンス=554.73ドルだった。金相場連動型の上場投資信託(ETF) が購入した金は前年同期比23%増の109トンだった。今月12日に金相場は1オ ンス当たり732ドルまで押し上げられた。過去1年間で相場は58%上昇した。

WGCの市場分析部門マネジャー、ジョージ・マイリングスタンレー氏はイ ンタビューに応じ、「投資目的だけで金の需要を押し上げるのは無理がある。宝 飾品市場の回復が必要だが、第2四半期にはこうした動きが見え始めている。今 後も宝飾品市場の成長・拡大が重要だ」とコメントした。

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