独首相、中国人民元の柔軟性向上を要請へ-22日に北京で首脳会談

匿名のドイツ政府高官は19日、ベルリン で、中国当局は人民元が他通貨に対してより自由に取引されるようにすべきだ との考えを示した。メルケル首相はこの問題も含めて22日に北京で胡錦濤国家 主席や温家宝首相と会談する予定。

同高官によれば、ドイツは中国が昨年実施した人民元の切り上げを歓迎し つつも、同通貨がより競争的な水準に達するようさらなる施策が必要だと考え ており、メルケル首相は来週の訪中時にそれを要請するという。

一方、同日付の独紙ハンデルスブラットは、メルケル首相の顧問を務める ハインリッヒ・フォンピーラー元シーメンス最高経営責任者(CEO)が、中 国は管理フロート制で用いる通貨バスケット内のユーロの比重を高めるべきだ と述べたと報じた。

同紙によれば、ユーロの比重を高めるのはドイツの対中貿易赤字を削減す るためで、フォンピーラー氏は、中国の貿易赤字が「もはや米国だけの問題で はなく、欧州にとってもそうだ」と述べたという。