ネット通販中国最大手のアリババ:新規株式公開を検討-馬CEO

インターネット通販中国最大手のアリババ・ ドット・コム(阿里巴巴)が、新規株式公開(IPO)を検討しているほか、 米ヤフーを中国で最も人気の高い検索エンジンにするための取り組みを進めて いることが18日までに分かった。

アリババの馬雲・最高経営責任者(CEO)は17日、サンフランシスコで 開かれたヤフー主催の会合でアナリストを前に「私はアリババの公開企業化を 検討している」と述べた。具体的な日程は明らかにしていない。CEOはまた 「われわれはヤフーの検索エンジンを中国のナンバー1にする」と言明した。

馬CEOは昨年11月、アリババは中国のネット検索や電子商取引の市場シ ェアを拡大する計画の一環として、3-5年以内にIPOを実施する方針を表 明していた。CEOによると、同社の今年の売上高は少なくとも2億ドルと、 昨年の2倍以上になる可能性がある。

アリババは現在、米国に次ぐ世界2位のインターネット市場である中国で、 中国検索サイト最大手の百度(バイデュ・ドット・コム)や同世界最大の米グ ーグルとユーザーの争奪戦を繰り広げている。

ヤフーは昨年8月、現金10億ドルと同社の中国事業をアリババの40%株式 と交換することで合意した。アリババは、ネット競売サイト「タオバオ・ドッ ト・コム」を運営しているほか、オンライン取引サービスを提供している。

ヤフーの17日株価終値は86セント(2.8%)安の30.11ドル。