上海の銅先物相場:上昇-LME在庫減で供給圧迫が継続との観

上海銅先物相場は17日、上昇した。ロン ドン金属取引所(LME)の指定倉庫の銅在庫が減少し、生産停止による供給 圧迫が継続するとの観測が高まった。

LMEの銅在庫は16日、前日比4.3%減と、昨年10月6日以来の大幅な 減少率を示した。銅在庫は、世界の消費量の3日分を下回る水準となっている。 チリやメキシコ、インドネシアの銅鉱山で労働争議や生産の遅れが相次ぎ、年 初来の世界の銅供給は、減少している。

上海東亜フューチャーズの金属アナリスト、袁芳氏は17日の電話インタビ ューで「依然、在庫が不足しているため、ファンダメンタル(需給関係)の面 からみて、銅相場は16日の下落から上昇に転じる可能性がある」との見方を示 した。

上海先物取引所の銅先物相場8月限(中心限月)は、前日比1410元 (1.8%)高の1トン当たり8万1760元で終了した。取引時間中には一時、5% 高と、値幅制限いっぱいまで上昇した。