【注目株】鉄鋼、自動車、Gウィル、信越化、国際帝石、東邦鉛(2)

17日の材料銘柄は次の通り。

鉄鋼、自動車株:17日付の日本経済新聞朝刊は、新日本製鉄など鉄鋼大 手が自動車や家電に使う鋼板全般の値上げを要請する方針を固めた。引き上げ 幅は5-10%程度をめざすとしており、来月にもトヨタ自動車などと交渉に入 るとしている。鉄鋼メーカーには収益向上要因、自動車メーカーには利益圧迫 要因になる。

グッドウィル・グループ(4723)、ニチイ学館(9792):17日付の日本 経済新聞朝刊によると、自民党は歳出・歳入一体改革の一環として、介護保険 利用者の負担割合を現行の1割から2割に引き上げる検討に入った。6月にも 党として今後5年間の歳出削減の独自案をまとめ、骨太方針2006に反映した いという。

信越化学工業(4063)、旭硝子(5201)など:米国時間16日午前8時30 分公表の4月住宅着工件数は前月比7.4%減の184万9000戸と、2004年11月 以来の最低に落ち込んだ。エコノミスト予想中央値(195万戸)を下回ったこ とから、住宅建設株に売りが集中。S&P500住宅建設株指数は1.4%低下。 構成16銘柄中15銘柄が下げた。

サークルKサンクス(3337):村上世彰氏率いる投資ファンド「マックアセ ットマネジメント」が同社株の5.07%(436万7300株)を保有していること が16日までに判明した。財務省の大量保有報告書から。

国際石油開発帝石ホールディングス(1605):原油価格の上昇と円高を受 けて、2007年3月期の連結純利益予想を900億円から970億円に引き上げた。 今期末に6250円の初の配当も計画している。

アイフル(8515):07年3月期の純利益予想は前期比20%減の525億円 の見通し。4月に金融庁から全店の業務停止命令を受けたうえ、広告を2カ月 間自粛しており、大手消費者金融4社のうち唯一減益を予想。福田吉孝社長は 金額ベースの新規顧客獲得が行政処分以降前年より6割減少していると述べた。

東邦亜鉛 (5707):07年3月期の連結経常利益を前期比43%増の95億円と 計画。亜鉛・鉛の製錬事業では価格が高値圏で推移しているうえ、需要も堅調。 環境・リサイクル事業も堅調に推移するとみている。

コスモ石油(5007):06年3月期の連結純利益が618億円と、前の期の2.3 倍になった。原油価格の上昇によって在庫評価益が膨らんだうえ、石油開発部 門の利益も増加した。06年度見通しは前期比64%減の220億円。

日本冶金工業(5480):07年3月期の連結経常利益は100億円と、38%減益 だった前期より6.8%減を見込む。ステンレス特殊鋼業界では中国で新設ミル が立ち上がるため、需給ギャップが警戒されるうえ、原料価格が高水準で推移 している。

凸版印刷 (7911):06年3月期の連結経常利益は934億円と、前の期から の増益率が計画より高かった。情報・ネットワーク系事業でIC(集積回路) カードが拡大したほか、市場が成熟傾向にある印刷も伸びた。今期予想は前期 比4.9%増の980億円。事業別ではエレクトロニクス系で11%増収を見込む。

大京(8840):06年3月期は連結経常損益が261億円の黒字に転換した。 不動産販売事業でマンション売上総利益率が3.5ポイント上昇して17.2%と なり、収益力が強まった。07年3月期は280億円を見込む。

太平洋セメント (5233):公共投資の抑制によって国内セメント需要の減 少傾向が続き、07年3月期の連結売上高は前期比0.9%増の9150億円にとど まる見通し。前期に計上した固定資産の減損損失がなくなり、純利益は2.5倍 の230億円と計画。

石川島播磨重工業(7013)、石川島汎用機サービス(9781):石川島は子 会社石汎サを株式交換により全額出資子会社にして、汎用機械事業を一体化す る。株式交換比率は、石汎サ1株に石川島1.99株を割り当てる。ジャスダッ クに上場する石汎サの株式は上場廃止になる。

ジーエス・ユアサ コーポレーション(6674):昨年11月に公表した06 年3月期の連結業績予想を見直し、経常利益を40億円から50億円、純利益を ゼロから5億5000万円に増額した。国内の産業鉛電池と施設照明が好調だっ たうえ、経営統合や構造改革の効果が表れた。

日本電子計算(9777)、日本証券代行(8691):株式移転によって共同持 ち株会社を10月1日に設立し、経営を統合する。移転比率はJIP1株に持 ち株会社1株、日証代1株に持ち株会社1.3株。金融・証券や公共・産業分野 で情報・事務サービスを機動的に手がける体制を整える。

セガサミーホールディングス (6460):07年3月期の連結売上高予想は前 期比23%増の6820億円、経常利益は2.9%増の1230億円。遊技機事業では、 規則改正に対応した新基準の出荷を見込み、パチスロとパチンコの販売台数を 各57万台と計画。

ブックオフコーポレーション(3313):パート店員から入社した橋本真由 美常務(57歳)が次期社長に昇格すると16日発表。創業者の坂本孝社長 (66)は6月24日の株主総会後に代表権を持つ会長に就任へ。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE