上海の銅相場:6日連続で最高値を更新-一層の上昇見込む資金流入

上海銅先物相場は15日、6営業日連続で過 去最高値を更新した。年初来の銅相場急騰にもかかわらず投資需要が後退する気 配はない。アルミニウム先物相場も最高値を更新した。

ストライキの影響で銅鉱山からの供給が停止するなか、ワイヤやパイプのメ ーカーが銅在庫を取り崩したことから、ロンドン金属取引所(LME)の指定倉 庫の銅在庫は先週、0.3%減少した。投資ファンドは、株式や債券を上回るリター ン(投資収益)を狙い、商品市場に資金を投入している。

中国国際フューチャーズ(上海)の金属アナリスト、蔡洛益氏は上海でのイ ンタビューで、「LMEの銅先物の建玉(未決済残高)から見て、ファンドは市 場から引き揚げてはいないようだ」と指摘。「バブルは終息しておらず、むしろ 拡大している」との見方を示した。

上海先物取引所の銅先物相場7月限(中心限月)は、前週末比最大3140元 (3.8%)高の1トン当たり8万5500元まで買い進まれた。上海時間午前9時51 分現在、8万2420元で取引されている。LMEの銅相場は先週、11%上昇し、銅 先物の建玉総数は12日時点で25万430枚と、前週比1.4%減となった。この数は、 相場上昇を見込んだ一部投資家が持ち高整理の売りに動かなかったことを示唆す ると、蔡氏は指摘する。

アルミニウム先物相場8月限も最高値を更新し、前週末比一時610元 (2.5%)高の1トン当たり2万4830元となった。蔡氏は、中国の投機筋がアル ミ相場も銅相場につれ高になるとみて買い進めたため上昇したとみている。午前 9時53分現在、2万4090元で取引されている。

上海のアルミ先物は年初来で24%、銅先物はほぼ2倍に、それぞれ上昇して いる。

原題:Copper in Shanghai Rises to Record, Investors Bet on More Gains

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE