アナン国連事務総長:米国はイランと直接交渉を-核問題解決に向け

アナン国連事務総長は12日ウィーンで、 イラン核開発問題の平和的な解決に向け、米国はイランが提示した直接交渉案 に対応すべきだとの見解を示した。

アナン事務総長は、「交渉参加者すべてに対し、解決策を探るため、語調 を弱め、外交上の努力を強化するよう求めた」とし、「米国が交渉の座につく ことが重要だと考えている」と述べた。

イランのアハマディネジャド大統領は、同国の核開発問題に関し、国連に よる決議案が国際ルールにのっとったものである限り、いかなる決定にも従い、 直接交渉の用意があることを明らかにしていた。

AFP通信は12日、国際原子力機関(IAEA)がテヘランの施設で高濃 縮ウランを発見したと報じていた。AFPによると、高濃縮ウランはIAEA がテヘランのラビザンシアンにあった物理学研究所から採取したサンプルから 検出された。同研究所は2004年に閉鎖されていた。

アナン事務総長は、米国が交渉に加わらない限り、イランは「手の内を明 らかにしない」と指摘した。