スペインのテレフォニカの1-3月期:40%増益-買収効果で増収(2)

スペイン最大の電話会社テレフォニカが 12日発表した第1四半期(1-3月)決算は、前年同期比40%増益となった。 英国の携帯電話サービス会社O2とチェコの電話会社チェスキー・テレコムの 買収により、売上高が押し上げられた。

テレフォニカが当局に届け出た書類によれば、純利益は12億7000万ユー ロと、前年同期の9億1220万ユーロから増加した。また、ブルームバーグ・ ニュースがまとめたアナリスト7人の予想中央値(11億8000万ユーロ)を上 回った。株式消却により、1株当たり利益は前年同期比44%増の0.268ユーロ となった。売上高は前年同期比45%増の120億ユーロ。

同社は過去1年間に、O2とチェスキー・テレコムの買収で合計376億ド ルを投じている。国内での固定電話サービスからの収入減に対応し、セサル・ アリエルタ会長は海外での事業拡大を推進している。

1-3月期の減価償却・償却控除前の営業利益は46億9000万ユーロと、 前年同期の34億1000万ユーロを上回った。アナリスト予想中央値は45億ユ ーロだった。売上高は117億ユーロが見込まれていた。

同社株は今年、11日までの時点で1.4%上昇している。昨年は8.3%低下 だった。

O2買収に伴い、同社の1-3月期の債務は535億ユーロと、10-12月期 の300億ユーロから大きく拡大した。O2については、2、3月分が今回の決 算に反映されている。