政府・日銀の円売り介入の可能性低い、日本の景気拡大加速-UBS

スイスの銀行大手UBSによれば、日本政 府・日本銀行が輸出企業支援を狙い、円高阻止のため外国為替市場で円売り介 入を実施する可能性は低い。日本の景気拡大が加速しているほか、米国がドル 下落を求めていることが背景にあるとしている。

同行の為替戦略担当世界責任者(ロンドン在勤)、マンスール・モヒウデ ィン氏は8日公表した調査リポートで、「われわれは日銀が円上昇を限定する ことができるとは考えていない」と指摘。「日本経済の回復は進んでおり、2006 年は日銀が積極的に介入することはずっと難しくなるだろう」と述べた。

円は9日、ドルに対しほぼ8カ月ぶりの高値となった。4月21日の7カ国 財務相・中央銀行総裁会議(G7)声明が、アジア通貨のより速やかな上昇を 促したことに加え、日銀がゼロ金利政策解除に向け準備を進めているとの観測 が広がった。