人民元:対ドル1カ月ぶり高値、8.0073元-米財務省為替報告を控え

8日の人民元相場は上昇し、ドルに対し約 1カ月ぶりの高値となった。米財務省の為替報告が今週中に発表されるとの見 通しのなかで、人民元高が進んだ。

アジア通貨の上昇も、人民元高の要因となった。シンガポール・ドルと韓 国ウォンは1997年以来の高値をつけ、円は7カ月ぶりの水準に上昇した。米 財務省は為替報告で、中国を為替相場操作国と認定する可能性がある。

UBSのシンガポール在勤・為替ストラテジスト、ニザム・イドリス氏は 「中国は為替相場操作国と名指しされたくはないだろう」として、「人民元は 確実に上昇する。上昇ペースも加速するだろう」と話した。

上海時間午後3時半(日本時間同4時半)現在の人民元相場は前営業日比

0.05%高の1ドル=8.0073元。イドリス氏は今週中に、1ドル=8元を超え る人民元高になると予想している。

米財務省のフラット報道官が1日明らかにしたところによると、財務省は 貿易相手国の為替政策についての報告書を今週中に発表する見通し。米上院の シューマー議員(民主党)とグラハム議員(共和党)は、中国が人民元のより 迅速な上昇を認めない場合、中国製品に27.5%の輸入関税を課すことを提案し ている。

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