豪中銀:政策金利を5.75%に引き上げ、予想外-豪ドル上昇(2)

オーストラリア準備銀行(RBA)は2日 に開いた会合で政策金利である翌日物オフィシャル・キャッシュレートを0.25 ポイント引き上げ5.75%としたことが、3日分かった。世界の景気加速や物価 上昇に対応した。引き上げは1年2カ月ぶり。

ブルームバーグ・ニュースが実施した調査に答えたエコノミスト21人中 17人は、金利据え置きを見込んでおり、予想外の引き上げだった。発表を受け て、豪ドルは対米ドルで上昇し、豪州国債利回りは上昇している。

豪州では、賃金の伸びや29年ぶり低水準の失業率、主要貿易相手国の景 気回復などを背景に、インフレと成長率が高まりつつある。

RBAのマクファーレン総裁は声明で、「政策委員会のメンバーは、5月 の会合で、オフィシャル・キャッシュレートの引き上げが妥当と考え得る程度 まで、インフレリスクは高まったと判断した」と説明した。

豪ドルはシドニー時間午前9時41分(日本時間同8時41分)現在、1豪 ドル=0.7651米ドルと、利上げ発表前の同0.7618米ドルから上昇。2015年4 月償還債(表面利率6.25%)の利回りは3ベーシスポイント(bp、1bp=

0.01%)上昇し5.79%。

一部のアナリストは、今回の利上げにより、このところ回復傾向にある個 人消費や、今年の成長に寄与すると期待されている住宅投資の伸びが損なわれ る公算が大きいと指摘している。

-- Editor: McCluskey (vmb)

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