上海の銅先物相場:反落-28日の過去最高値受け生産拡大懸念高まる

29日の上海銅先物相場は反落。銅相場が28 日、過去最高値に達したことを受け銅生産会社が生産を拡大し、3年連続の生産 不足が終息するとの懸念が高まった。

中国政府のデータによると、同国の1-2月の銅生産は前年同期比28%増と なった。世界最大手のチリのコデルコなど銅生産会社は、需要に対応するため新 規鉱山建設への投資を増やしている。

大陸フューチャーズ(上海)のトレーダー、王崢氏は29日の電話インタビュ ーで、「世界の銅供給はことし、間違いなく増加するだろう。銅相場が大幅に下 落するのは時間の問題だ」と指摘。「中国では、需要は標準的水準だが、加工業 者にとって銅相場が高すぎる水準にあるため力強い上昇は見られない」との見方 を示した。

上海先物取引所の銅先物相場6月限は、前日比最大500元(1%)安の1ト ン当たり4万8660元となった。上海時間午前10時33分現在、4万8730元で取 引されている。28日には日中最高値の4万9420元に達した。