シューマー上院議員ら、対中貿易制裁法案の採決を延期-9月下旬まで

チャールズ・シューマー(ニューヨーク 州、民主党)とリンゼー・グラム(サウスカロライナ州、共和党)両上院議員 は28日、中国製品に報復関税を課す対中制裁法案の採決を延期すると発表し た。上院財政委員会のチャールズ・グラスリー委員長(共和党、アイオワ州) らが新たな対中法案を議会に提出したことを受けた措置。

先週、中国を訪問したシューマー、グラム両議員は、中国からの輸入品に 対し一律27.5%の関税を課す法案に関する採決を9月29日まで延期すると発 表した。ただ、両議員は「中国の為替改革のペースがさらに遅れるような場合 には」、採決が早まる可能性もあるとした。

シューマー議員は、スノー財務長官との午前中の会談後に、「現在、われ われは前進していることから、最後の手段に訴える必要はない。今後1年間で 実質的な進歩が見られると確信している」と述べた。

この採決延期で、米議会の中国人民元の即座の事実上の切り上げ要求が一 時緩まることになり、中国側には、通貨制度を調整する時間的余裕が生じるこ とになる。

上院財政委員会のグラスリー委員長と、マックス・ボーカス上院議員(モ ンタナ州、民主党)は28日、中国に市場改革を求める新たな法案を提出した。 新たな法案は、米財務省がまとめる為替報告のなかの「為替操作国」の認定条 件の変更などを盛り込んでいる。

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