東燃ゼネ:05年度から3年で287億円投資計画-川崎など3製油所

国際石油資本(メジャー)、米エクソンモ ービル傘下の東燃ゼネラル石油は、2005年度(05年1-12月)から07年度ま での3年間で合計287億円の設備投資を計画している。同社が28日提出した 有価証券報告書で明らかになった。

同社は2月の決算発表時に、生産の効率化、環境規制に合致したガソリン・ 軽油の生産などを行うため、設備増強を実施することを表明していた。

それによると、主力の川崎製油所(神奈川県)に計161億円、堺製油所 (大阪府)に73億円、和歌山製油所(和歌山県)に計53億円をそれぞれ投資 し、設備の新設などを行う。すべて自己資金で賄う予定。2件ある川崎製油所の うち151億円の案件は07年5月に完成する。合計287億円のうち、支払い済 みの金額は約54億円。05年度の設備投資額は187億円だった。

エクソンモービル有限会社・広報渉外部の三角崇人氏は、東燃ゼネの投資計 画の具体的な内容について言及を避けた。

東燃ゼネは2月、今後数年間で通常の投資に加えて総額250億円を超える 新規投資および設備増強を実施すると発表。投資効果の1つとして「使用原油の 選択肢が広がる」(ウイリアム・J・ボガティ取締役)ことで、割安な重質原油 の処理が可能になると説明していた。

東燃ゼネラル石油の株価終値は前日比8円(0.7%)高の1167円。