銀行株は「売り」、エネルギー株の「買い」を推奨-米リーマン

時価総額で米4位の証券会社、リーマン・ ブラザーズ・ホールディングスは27日、世界の銀行株の売りを勧めた。増益見 通しは既に株価に織り込まれていると指摘した。同社は、エネルギー株の買い を推奨した。

イアン・スコット氏らロンドン在勤のストラテジストは27日付のリポート で、「銀行株は他の業種に比べ割高とみられる」と指摘。「これに対し、石油株 には割高感がない」としている。

リポートによると、世界の株価の指標であるFTSEワールド・シリーズ・ ワールド・ローカル・インデックスの銀行株指数は、年初から3月22日までで

8.2%上昇している。これに対し、全業種では7.2%上昇、エネルギー株は6.8% 上昇だという。

リーマンは銀行株の推奨比率を17%と、従来の22%から引き下げた。FT SEワールド指数での比率は19%。ストラテジストらは「世界の銀行の利益は ここ数四半期、株価上昇に追いついていない」と書いている。

一方、石油株の推奨比率は14%と、従来の9%から引き上げた。従来の推 奨は指数と同水準の「ニュートラル」だった。業界内では、イタリアのENI とフランスのトタル、ロイヤル・ダッチ・シェルを有望視している。

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