上海の銅:最高値に近い水準-インドネシアでの減産で供給懸念高まる

27日の上海銅先物相場は、過去最高値に 近い水準で取引されている。インドネシアの銅鉱山での減産の影響で、世界の銅 供給が中国の消費業者の需要に対応できないとの懸念が高まった。中国は世界最 大の銅消費国。

ブルームバーグが集計したデータによると、ロンドン、ニューヨーク、上海 の商品取引所の指定倉庫の銅在庫は先週、7.7%減の19万236トンとなった。 この量は、世界の銅消費の5日分を下回る。産金最大手の米ニューモント・マイ ニングは先週、インドネシアのバツ・ヒジャウ鉱山の地盤が不安定な状態となっ ているため、同鉱山での銅生産のうち4500万ポンド(2万400トン)分を数 年後に延期する予定であると発表した。

上海大陸フューチャーズのトレーダー、王崢氏は27日の電話インタビュー で「この(インドネシアでの減産の)結果、銅の採掘量が減少するかどうかに留 意する必要がある」と指摘。「銅相場の上昇を見込むべき時期かもしれない」と の見方を示した。

上海先物取引所の銅先物相場6月限は、前週末比最大90元(0.2%)高の 1トン当たり4万9100元となった。上海時間午前11時半現在、同4万8970 元で取引されている。これは、24日に付けた過去最高値を40元下回っている。

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