銀相場:1979年来の好調-ゲイツ氏が投資、バフェット氏も過去に購入

銀相場は1979年以来の好調を演じている。 世界一の金持ち、ビル・ゲイツ氏らがこの恩恵を受けている。

米マイクロソフトの会長、ゲイツ氏の投資会社、カスケード・インベスト メントは、カナダのバンクーバーの鉱山会社、パン・アメリカン・シルバーの 第2の株主だ。ゲイツ氏が保有するパン・アメリカン株332万株は現在、およ そ9960万カナダ・ドル(約100億円)となり、同氏が購入した1999年の3倍 となっている。

銀は過去1年で54%上昇。このまま行けば今年は、資産家ハント兄弟の買 占めによって高騰した1979年以来で最良の1年となりそうだ。22年ぶりに1オ ンス=10ドルを超えた銀相場は年末には15ドルに達する可能性があると、ロン ドンの金属調査会社GFMSのフィリップ・クラプウィジク執行会長はみてい る。

インティグレーティッド・ブローカレッジ・サービシズ(シカゴ)の首席 金属トレーダー、フランク・マクギー氏は「銀相場は貨物列車のようだ」とし て、「動き出すのは遅いが、ある方向に進み始めると止まらない」と話した。同 氏は最大13ドルへの上昇を予想している。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の銀先物5月限は 24日、1オンス=10.735ドルで終了。05年末比で21%上昇している。

銀にはもう1人の資産家、ウォーレン・バフェット氏も投資している。同 氏の投資会社バークシャー・ハサウェイは1997年ごろに1億2970万オンスを 購入している。大半の購入価格は6ドル未満だった。現在も保有しているかど うかは明らかにしていないが、保有していれば13億9000万ドル(約1640億円) 相当となる。

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