米グーグル、S&P500種株価指数に採用へ-時間外取引で株価上昇

S&P500種株価指数を算出するスタンダ ード・アンド・プアーズ(S&P)は23日、インターネット検索サイト運営の 米グーグルをS&P500種株価指数構成銘柄に採用すると発表した。グーグル株 は2004年8月の上場以来、約4倍に上昇し、時価総額は1000億ドル(約11兆 7900億円)を超えている。

パイパー・ジャフレーのアナリスト、サファ・ラシュチー氏は、「グーグ ルが指数に採用されることは予想されていた。問題はその時期だけだった」と した上で、「指数採用によって、グーグル株は他の採用銘柄同様、より幅広い 投資家に保有されるようになるだろう」と語った。

グーグル株は発表を受けて、時間外取引で一時30.82ドル(9%)高の372.71 ドルとなった。新規株式公開(IPO)時の公開価格は85ドルだった。年初か ら指数採用発表前まででは18%下落していた。

S&Pの広報担当者デービッド・ガリノ氏は「発表されている合併などを 考慮すると、現在が新規採用の好機だった」として、「株価は決定の要因では ない」と述べた。

米石油・ガス会社コノコフィリップスによって買収される天然ガス会社、米 バーリントン・リソーシズは、指数から除外される。銘柄入れ替えは3月31日 の取引終了後に実施される。向こう2週間には、さらに3社のS&P500種構成 企業の買収が完了する予定。

23日の終値に基づいたグーグルの時価総額は1016億ドルと、S&P500種 構成銘柄中で19番目。米シティグループのアナリスト、ニコラス・ガルデン氏 によると、S&P500種に新たに追加される銘柄としては最大だという。また、 株価は米ゴールドマン・サックス・グループの151.67ドルを上回り、構成銘柄 のなかで最高となる。

指数採用でグーグル株への需要は高まる公算だ。S&Pによると、約1兆 1000億ドルのインデックスファンドを含め、4兆ドル余りを運用するファンド が、S&P500種株価指数を指標としている。

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