住友信、八千代銀と資本・業務提携-430億円投入、首都圏リテール強化

住友信託銀行と第2地方銀行の八千代銀行 (東京)は17日、資本・業務提携を締結したと発表した。住友信託は総額430 億円を投じ、八千代銀に注入された公的資金を政府から3月中に買い取るほか、 八千代銀が保有する自己株式を中心に5%相当を上限に取得し、筆頭株主となる。 提携により、住友信託は八千代銀が首都圏で展開する店舗網を活用してリテール 業務を強化し、顧客基盤の拡大を狙う。

住友信託は、八千代銀に優先株として注入された公的資金350億円を、整理 回収機構から約400億円で買い取る。八千代銀はこのうち250億円(額面)をめ どに株主総会の承認を経たうえで買い入れ消却を行う。同時に住友信託を引き受 け先として、八千代銀が総額200億円の優先株と転換権付劣後社債を発行し、 9%前半の自己資本比率の水準を維持する。また、八千代銀も5億円を投じて住 友信託の株式を取得する。

業務提携では、八千代銀が首都圏で展開する84店舗を通じて、住友信託グ ループの遺言・遺産整理、投資信託、不動産などの金融商品を提供する。不動産 ノンリコースローン(非遡及型融資)やシンジケートローン(協調融資)、企業 再生ビジネスなどの法人分野に加え、現金自動預払機(ATM)の相互無料開放 や金融商品の共同開発など幅広く提携する。

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