コンテンツにスキップする

USEN株一転下落、インテリジ案件で希薄化-ライブドア報道は好感

USEN株が一転して下落に転じている。一時 前日比で5%超の値下りになった。ライブドアとの資本・業務提携で合意との報道 で買い注文が先行して始まったが、前日に発表したインテリジェンスを傘下に取り 込む案件での増資に伴う1株価値希薄化懸念が先行し始めた。

株価は一時前日比で155円(5.4%)安の2695円まで値下りした。2日ぶりの 下落になる。ライブドア支援検討が表面化した前日の上げを帳消しにした。午前9 時52分現在で同130円(4.6%)安の2720円で取引が進んでいる。値下がり率は大 証ヘラクレス22位、売買代金は46億3000万円と同首位。

USEN株下落について市場は「ライブドア支援きょう発表の報道は好感され ているが、インテリジ取引ではインテリジ宇野会長に第三者割当をする予定で、希 薄化が生じることが影響しているのではないか」(クレディ・スイス・ファース ト・ボストン証券の早川仁アナリスト)とみている。

16日付の朝刊各紙などは、USENはライブドアと提携で合意、USENがフ ジテレビ保有のライブドア株を買い取るなどと報じた。また、USENは15日、U SEN宇野社長からインテリジ株式を取得するなどで、インテリジ筆頭株主になる と報じた。この株式取得に伴いUSENが宇野社長に増資をすると早川氏は予想し た。

インテリジ株はストップ安売り気配

インテリジ株には売り注文が相次いだ。気配値を切り下げて午前9時45分にス トップ安(値幅制限いっぱいの下落)となる前日比5万円(11.5%)安に当たる38 万4000円で売り気配となった。差し引きで5000株以上の売り注文が入っている。 学生援護会(東京・新宿)を買収すると15日に発表、株式交換で新株15万339株 を発行することから、1株価値の希薄化懸念が先行している。現在の発行済み株式 は25万1000株。

学生援護会買収などでインテリジは15日、今期(2006年9月期)の中間、通 期予想を修正した。合併効果で通期営業利益は41億1000万円と従来予想(32億 円)を28%上回る。一方、過去に買収した子会社への費用を特別損失に計上するこ とで純損益は5億3000万円の赤字(従来予想は18億1000万円の黒字)に陥る。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE